AA(エーエー)とは「アスキーアート」の略で、文字や記号を並べて絵を描く表現のことです。顔文字も、広い意味ではAAの仲間といえます。このコラムでは、AAとは何か、顔文字との違い、短くて使いやすいAA風の顔文字を紹介します。
AA(アスキーアート)とは
アスキーアートの「アスキー(ASCII)」は、パソコンで使われる英数字や記号の文字のセットの名前です。もともとは英数字と記号だけで絵を描いたことから、この名前がつきました。
日本では、ひらがな・カタカナ・漢字・全角記号も使って、表情ゆたかなAAがたくさん作られてきました。そのため、日本では文字で描いた絵全体を「AA」とよぶことが多いです。
顔文字とAAの違い
- 顔文字:1行におさまる、顔を中心にした小さな表現((^_^))
- AA:何行も使って描く大きな絵。人物やキャラクター、動物などを細かく描ける
1行の顔文字に手や体、小物を付けたものは、その中間で「1行AA」とよばれることもあります。たとえば (╯°□°)╯︵ ┻━┻(ちゃぶ台返し)は、顔に手とテーブルが付いた1行AAです。
AAの歴史をざっくり
文字で絵を描く遊びは、パソコンが広まる前のタイプライターの時代からありました。日本では1980年代のパソコン通信のころから顔文字が使われはじめ、インターネットの掲示板が広まった1990年代の終わりから2000年代にかけて、何行にもわたる大きなAAがたくさん作られました。
掲示板で生まれたAAの中には、キャラクターとして親しまれたものもあります。今でも、SNSの投稿やチャットで1行AAや顔文字が使われ続けています。
今でも使える短いAA(1行AA)
長いAAは、スマホの画面では行がずれて崩れやすいので、SNSでは1行で完結するAAが使いやすいです。
| AA | 意味・使いどころ |
|---|---|
| (╯°□°)╯︵ ┻━┻ | ちゃぶ台返し。もうやってられない(ネタとして) |
| ┬─┬ノ( º _ ºノ) | ちゃぶ台を元に戻す。まあまあ落ち着いて |
| ¯\_(ツ)_/¯ | 肩をすくめる。さあね・しかたない |
| _(:3 」∠)_ | 床にごろんと寝そべる。だらだら・つかれた |
| orz | ひざと手をついてがっくり |
| (っ´ω`c) | ほっぺを両手ではさむ。かわいい・しあわせ |
| ヾ(*´∀`*)ノ | 両手をふってよろこぶ |
| (*ノωノ) | 顔をかくして照れる |
| _(._.)_ | ぺこり。おねがい・おわび |
| ( ̄^ ̄)ゞ | 敬礼。了解しました |
このほか、動作や気持ちごとの顔文字は投げる・ごろごろ・疲れた・敬礼などのページにまとめています。
AAが崩れる理由
何行もあるAAは、文字の幅がそろっていることを前提に作られています。ところが、スマホやアプリによって文字の幅(フォント)が違うと、行ごとに少しずつずれてしまい、絵が崩れて見えます。
- SNSやLINEでは、1行で完結するAAや顔文字を使うのがおすすめです
- どうしても長いAAを見せたいときは、画像にして送ると崩れません
- 半角カタカナ(ノ や ゚ など)を使ったAAは、端末によって幅が変わりやすいので注意しましょう
AA風の顔文字を探すなら
手や体の付いた顔文字は、1行AAのように動きを表せるのが魅力です。わーい・ばんざい、ぺこり・お辞儀、ぶーん・走る、土下座などのページでは、手や体を使った顔文字をたくさん紹介しています。タップでコピーして、気軽に使ってみてください。
動きを表す1行AAの例
1行AAは、顔だけでなく体や小物まで表せるので、「何をしているか」が伝わりやすいのが特長です。
- 走る:ε=ε=┏(・_・)┛ 急いでいる・逃げる(ぶーん・走るの顔文字)
- 寝転がる:_(┐「ε:)_ だらだら・ぐったり(ごろごろの顔文字)
- のぞく:|ω・) かべからそーっとのぞく(のぞくの顔文字)
- お辞儀:m(_ _)m ていねいにお願い(ぺこりの顔文字)
- ガッツポーズ:( •̀ᴗ•́ )و よし、がんばる(ガッツポーズの顔文字)
- 拍手:(*゚▽゚)ノパチパチ おめでとう・すごい(拍手の顔文字)
AAを使うときのマナー
大きなAAは画面を大きく使うので、グループのチャットなどでは、ほかの人の会話を流してしまうことがあります。
- グループでは、短い1行AAや顔文字を使う
- 人をからかったり、悪口に見えたりするAAは使わない
- 人が作ったAAを自分の作品のように発表しない
ちょっとしたひとことに1行AAをそえるだけで、文章がにぎやかになります。気持ちや動きに合ったものを選んで、楽しく使いましょう。
AAと顔文字、どっちを使う?
| 場面 | おすすめ |
|---|---|
| LINEやDMの返事 | 1行の顔文字(崩れにくく、すぐ読める) |
| SNSの投稿 | 1行AA(動きがあって目を引く) |
| パソコンの掲示板 | 何行かのAAも楽しめる(文字の幅がそろいやすい) |
| 仕事の連絡 | 顔文字は控えめに(使うならシンプルな形) |
よくある質問
AAは何の略ですか?
AAは「アスキーアート(ASCII Art)」の略です。アスキーは、パソコンで使われる英数字や記号の文字の決まりの名前で、その文字だけで描いた絵という意味です。日本では、ひらがなや全角記号を使った絵もまとめてAAとよんでいます。
AAはスマホでも見られますか?
1行のAAや顔文字なら、ほとんどのスマホで問題なく見られます。何行もある大きなAAは、文字の幅が端末によって違うため、ずれて崩れて見えることがあります。大きなAAは、パソコンで見るのがおすすめです。
自分でAAを作るには?
まずは1行の顔文字に、手や小物を足すところから始めると簡単です。たとえば (^_^) に手を付けて (^_^)ノ(バイバイ)、さらに飾りを足して (^_^)ノ☆ のように、少しずつ形を変えてみましょう。
AAをコピーするときのコツは?
AAは、最初から最後まで、空白も含めて正しくコピーすることが大切です。かおもじ図鑑の顔文字は、タップするだけで全体をまとめてコピーできます。
AAと絵文字は何が違いますか?
絵文字は、ひとつの文字として用意された小さな絵です。AAは、ふつうの文字や記号を組み合わせて絵を描いたものです。AAは組み合わせ方しだいで、新しい形を自由に作れるのが楽しいところです。
AAが見づらいときはどうすればいいですか?
スマホを横向きにしたり、文字の大きさを小さくしたりすると、行の折り返しが減って見やすくなることがあります。それでも崩れるときは、パソコンで見るか、1行のAAや顔文字を選ぶのがおすすめです。
まとめ:AAは「文字で描く絵」
AAは、文字や記号を並べて絵を描く、日本のネット文化の中で長く親しまれてきた表現です。何行もの大きなAAはパソコンの掲示板で、1行のAAや顔文字はスマホのSNSやLINEで、今もたくさん使われています。
スマホで使うなら、崩れにくい1行AAがいちばん使いやすい形です。(╯°□°)╯︵ ┻━┻(ちゃぶ台返し)や _(┐「ε:)_(だらだら)のように、ひとつの行の中で動きや気持ちが伝わるものを選ぶと、短いメッセージでも気持ちがしっかり伝わります。
動きのある顔文字は、殴る・パンチ・じたばた・ハグ・ばいばいなどのページにもたくさんあります。気になるものをタップして、気軽に使ってみてください。
文字だけで描く絵だからこそ、見る人の想像がふくらむのがAAのおもしろさです。お気に入りの1行AAを見つけて、いつものメッセージに少しだけ遊び心をそえてみてください。
